今流行っているフリースタイルダンジョンの2代目3代目モンスターに抜擢されていて、実力はもちろん、知名度も高い呂布カルマさんについて書いていきたいと思います。
ミスタークールコアという異名を持つ
この異名の由来としては、MCバトルでのアティチュード(スタンス)がクールな感じのスタイルで、相手を的確攻めるところから来ているんだと思います。
MCバトルではバイブス(雰囲気やテンション)が結構重要な要素であり、熱量がすごい人の方が、基本的に勝ちやすいです。
理由としては、気持ちのこもった熱量のあるラッパーは観客を虜にしやすいです。
勝利の執念とかそういうのが客を魅了するひとつのファクターであるのは確かです。
ですが呂布カルマさんの場合はその逆なので、正直勝ちづらいです。
熱量とかで勢い価値とかがあるMCバトルにおいて、クールなスタイルでやるとなると技術がかなり必要です。
それを平然とやってのけるポテンシャルは、現役最強候補の一人だけあって伊達じゃないですね。
2015年の戦極12章での出来事である。
エネミーさん(結構上手いラッパー)との試合で、これがぼくしんぐならありえねえ言葉のウエイトに差がありすぎる。
これで完全に呂布カルマさんが観客を大いにあげて、勝利確定だったのだが、さらにそこにお前ぶんぶん飛び回るジュニアフライ級、俺ならガードの上からでも一発でぶっ飛ばす、見たまんまスーパーヘビー級とさらに追い打ちをかけて試合を締めくくった。
あまりにもすごい試合だったので、何度も見てしまう。
見たことない人はこの機会にぜひ見てみよう。
呂布カルマさんは韻を踏むスタイルを一時期やめていた。
最近はやたら韻を踏んだりする呂布カルマさんであったが、一時期ほとんど韻を踏まず、言葉のワードセンスで相手をなぎ倒すスタイルをしていた。
呂布カルマさん曰く、韻ばかり踏んでいると安っぽいから踏むのをやめたといっていました。(確かダンジョンかなんかで言ってました。確証はない)
初めてダンジョンに出たのが、紅白戦の時で、その時がちょうど韻踏むスタイルをやめていた時でした。
相手は漢aka gamiさんで、その時のパンチラインが何度も安い敗北を重ねるな箔が落ちちまうぞ。
これを先行のワンバース目の最後にばちっと決めて、その後も相手に何もさせずに呂布カルマさんが勝ちました。
強い人あるあるですが、先行って正直話題が難しいし、しかもワンバース目なんて、結構しょうもない感じで終わるのですがこういう所をきちっと決めてくるあたりが、強い証拠ですね。
お気に入りの木をもってバトルしている。
最近の呂布カルマさんは、バトル中に木をもっています。
これについてなんで持っているのかという質問には、形状が気に入っているから持っていると答えていました。
実際はもっと具体的に言っていたのですが、正直どうでもよくて聞き流していて忘れました(笑)
どこで拾ったのかという質問に対しては、花見をしていた時に落ちていたらしいです。
以上のことがあり、木をもってバトルに臨んでいるわけですが、MCバトルにおいて、そういう特徴というのは、相手からディスの対象にされることが多いので、わざわざその材料をつくっているのと変わらないのですが、それでも乗り切れちゃうのは、やはりベテランの腕といったところでしょうかね。
最後に
最近呂布カルマさんは、負けることが増えてきているので、また巻き返してほしいなと思います。
まあ最近のバトルを見ていると正直気持ちが乗ってない感じの印象なので、気持ちが乗ってきたらまた無敵状態になって、無双しそうなのでそれに期待したいです。